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インフルエンザの世界的規模での感染が同時に流行することの恐ろしさと対策・予防などを考えます
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脅威的なパンデミックが現実に日本で起きてしまった場合、
その影響は計り知れないといわれています。

まずパンデミックが、
とある区域に発生した場合にはその付近の一定区域は全面閉鎖となります。
同時に、その区域を含んだ広域の交通機関が麻痺すると想定されます。

こうなると、少しでもその場所から離れたい人や
病院に行きたいという人が殺到して、道路は自家用車でパニック状態となって
埋め尽くされるという事態になるかもしれませんね。

また、もしその混乱して人でごった返している中に感染者がいたら・・・
一体、どうなるでしょうか?

更に、パンデミックは社会全体に甚大な影響を与えます。

外出が規制された場合には、会社への出勤ができなくなりますから、
各企業はその業務を停止せざるを得ません。

すると、株式市場も完全に機能を失い、経済は大混乱になるでしょう。
加えて、輸出入にも非常に大きな影響が出てくると思われます。

パンデミックが発生した区域で交通機関の閉鎖行なわれますが、
もし国内全域に渡って広がってしまったら、航空や船舶による物資の配送もできません。

つまり、そのことは輸出入の全面的な閉鎖と同意です。

資源のない日本にとって、その事態は致命的です。

もちろん個人レベルにも、相当な影響が出てきます。
まず感染経路がわからない場合、まず疑うべきは食材ですので
単純に、食料が調達できなくなります。

すると、どの食材が感染したかわかるまでは、市場に出回った全ての食品が疑問がもたれ
ひょっとするとお店にあるほとんどの食品が回収される事態ともなり得るわけです。

こうしたシミュレーションが多少大げさに感じられるかもしれませんが、
これは決して絵空事ではなく、現実的想定であることを認識しておくべきことなのです。
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2003年から2005年にかけて、鳥インフルエンザのパンデミックが発生して以降、
鳥インフルエンザに対する警戒心は増しているものの、
その具体的な対策は一向に確立しておらず、ますます不安が募っています。

そんな中で既存のインフルエンザ薬とは異なる、
鳥インフルエンザにも有効な薬を開発している会社が富山化学工業株式会社です。

富山化学工業株式会社は、鳥インフルエンザ、すなわち「H5N1型インフルエンザウイルス」
に対しての治療薬としてT-705という薬を開発しました。

既に臨床試験を始めていますが、その臨床試験で効果が確認されれば、
鳥インフルエンザに有効な薬が誕生する事になります。

ただ、一つの新型インフルエンザが発生した場合、この事からもわかるように、
現実にパンデミックが起きた場合、その薬が開発されるまでは最低でも5年以上は掛かかることから、
新型インフルエンザはそれだけで脅威なのです。

パンデミックへと発展してしまった場合には、感染した非常に多くの人たちは、
その治療といっても、症状を緩和する事しか行えず、長年苦しむ事になってしまいます。

こうしている今でも、鳥インフルエンザの被害に苦しんでいる人が大勢いると思われます。

そうした不運な人たちを一人でも多く救う為、そして感染症の被害を少しでも軽減させる為には、
現在、富山化学工業株式会社のような新たな研究へのチャレンジが重要なわけです。

まずは、T-705が早く完成し、
少しでも多くの人たちをパンデミックの脅威から救ってくれる薬になる事を心から祈るばかりです。
仮に日本でパンデミックが起こった場合、一体、日本はどうなってしまうのでしょうか?
実は、こうしたシミュレーションは、結構、定期的に行われています。

国民に危機感を植えつけようと意図して行われているわけです。

例えば、放送局がドラマを作成して民間人に閲覧してもらったり、
研究所がデータとして提出したりするなど、色々な形でアピールしています。

近年、実際に日本でパンデミックが起きる状況にあり得ます。
特に動物に潜む病原菌がヒトに感染し、それが拡大していくというパターンが多いことから、
現在の日本の管理システムが緩い状況からは、それが現実になることは十分考えられます。

では、実際に日本でパンデミックが起こった場合、どのようになるのでしょうか?

まずは、日本が小さな島国であるということで、
その感染区域が全国各地に広がるまで、然程、時間は掛からないと想定されます。

現在の国内の交通機関は、世界でも有数といえるほどに整備されていますが、
広域幹線が懸念される状況にあっては、これが「あだ」となり得ます。

殊に、危機感の少ない最近の若者は、
このような感染が懸念される状況でも平気で外出し、
そして感染する可能性は決して低いとはいえせん。

首都圏のような人口密度の高いところでは、
結果的にあっという間に全域が感染区域になってしまうでしょう。

加えて、日本は輸入大国でもあります。
日本で生産された食品を輸出する量はそれほど多くはありませんが、
一方で輸入した食品などは、ほとんどが国内向けに消費されますので、
こうした物資の流通状況も国内の感染を早める要因となると思われます。

そして、もし感染状況が広がれば、当然ながら、日本は封鎖されてしまいます。

海と空の全ての便は遮断されることになり、
日本は、暫くの間、世界の物流や人の移動などから孤立する事になります。

そうなれば、当然のことながら物資などの輸入もできなくなります。
鉱物などの自己資源が皆無ともいえる日本にとっては、
これが致命傷ともなりかねないといった、かなり悲観的な予測をしています。

これは、けしてネガティブな発想からおこなわれているのではなく、
日本の置かれている状況が、そのような好ましからざる条件下にあるのだということです。

これらを認識した上で、なおパンデミックへの危機感を持たないとすれば、
それは些か楽観的過ぎるといわざるを得ないと思われます。

危機管理とは、常に最悪の状況を想定して対策されるべきものではないでしょうか?
パンデミックとして、今日までに
世界中を恐怖のどん底に叩き落したことが何度も起きていて、
中でも、史上最悪といわれたのが、
「スペイン風邪」と呼ばれたインフルエンザパンデミックでした。

スペイン風邪はインフルエンザの一種で、
1918~1919年にかけて世界的に流行したました。

感染者数は、当時の全世界の人口の50%にあたる6億人とも言われ、
死亡者の数は、なんと2000~5000万人だと言われています。

つまり、死亡した人が、全人口の2%とも、4%ともなります。
一つの病気でこれだけの人口が失われた事例は、ほとんどありません。

ただし、「スペイン風邪」の名前の由来は、
単に、情報の発信がスペインだった事であったからであって、
スペインでこの病気が発症したという訳ではありません。

スペインにとっては、些か気の毒ともいえる名称です。

ところで、このスペイン風邪は、人類にとって最初のパンデミックと言われ、
日本でもまた、その脅威に晒され、人口の1%弱を失ったといわれます。

この時のスペイン風邪の正体とは、
実は、鳥インフルエンザウイルスが突然変異したものだった
という事が明らかになっています。

近年「鳥インフルエンザ」が、何かと話題になっていますが、
この時のスペイン風邪の再来となる可能性を孕んでいるともいわれています。

パンデミックなどは、当時と違って現在の世界の社会生活からは起こり得ない
などと楽観していると、やがて一つの病気から
再び全世界の何%かを失うなんて事などとなりかねません。

こうした事が過去にあったのだという事を常に認識し、
日頃から、その脅威に対する心構えを持っておくことが重要です。
相互リンクを募集しています。
ご希望の方は、貴サイトに当方のリンクを事前にお張り頂き、
その後メールにてお申し込み下さい。

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