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インフルエンザの世界的規模での感染が同時に流行することの恐ろしさと対策・予防などを考えます
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2003年から2005年にかけて、鳥インフルエンザのパンデミックが発生して以降、
鳥インフルエンザに対する警戒心は増しているものの、
その具体的な対策は一向に確立しておらず、ますます不安が募っています。

そんな中で既存のインフルエンザ薬とは異なる、
鳥インフルエンザにも有効な薬を開発している会社が富山化学工業株式会社です。

富山化学工業株式会社は、鳥インフルエンザ、すなわち「H5N1型インフルエンザウイルス」
に対しての治療薬としてT-705という薬を開発しました。

既に臨床試験を始めていますが、その臨床試験で効果が確認されれば、
鳥インフルエンザに有効な薬が誕生する事になります。

ただ、一つの新型インフルエンザが発生した場合、この事からもわかるように、
現実にパンデミックが起きた場合、その薬が開発されるまでは最低でも5年以上は掛かかることから、
新型インフルエンザはそれだけで脅威なのです。

パンデミックへと発展してしまった場合には、感染した非常に多くの人たちは、
その治療といっても、症状を緩和する事しか行えず、長年苦しむ事になってしまいます。

こうしている今でも、鳥インフルエンザの被害に苦しんでいる人が大勢いると思われます。

そうした不運な人たちを一人でも多く救う為、そして感染症の被害を少しでも軽減させる為には、
現在、富山化学工業株式会社のような新たな研究へのチャレンジが重要なわけです。

まずは、T-705が早く完成し、
少しでも多くの人たちをパンデミックの脅威から救ってくれる薬になる事を心から祈るばかりです。
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パンデミックがもたらす影響 HOME パンデミックが日本で起こった場合
photo by 七ツ森  /  material by 素材のかけら
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