忍者ブログ
インフルエンザの世界的規模での感染が同時に流行することの恐ろしさと対策・予防などを考えます
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

パンデミックとして、今日までに
世界中を恐怖のどん底に叩き落したことが何度も起きていて、
中でも、史上最悪といわれたのが、
「スペイン風邪」と呼ばれたインフルエンザパンデミックでした。

スペイン風邪はインフルエンザの一種で、
1918~1919年にかけて世界的に流行したました。

感染者数は、当時の全世界の人口の50%にあたる6億人とも言われ、
死亡者の数は、なんと2000~5000万人だと言われています。

つまり、死亡した人が、全人口の2%とも、4%ともなります。
一つの病気でこれだけの人口が失われた事例は、ほとんどありません。

ただし、「スペイン風邪」の名前の由来は、
単に、情報の発信がスペインだった事であったからであって、
スペインでこの病気が発症したという訳ではありません。

スペインにとっては、些か気の毒ともいえる名称です。

ところで、このスペイン風邪は、人類にとって最初のパンデミックと言われ、
日本でもまた、その脅威に晒され、人口の1%弱を失ったといわれます。

この時のスペイン風邪の正体とは、
実は、鳥インフルエンザウイルスが突然変異したものだった
という事が明らかになっています。

近年「鳥インフルエンザ」が、何かと話題になっていますが、
この時のスペイン風邪の再来となる可能性を孕んでいるともいわれています。

パンデミックなどは、当時と違って現在の世界の社会生活からは起こり得ない
などと楽観していると、やがて一つの病気から
再び全世界の何%かを失うなんて事などとなりかねません。

こうした事が過去にあったのだという事を常に認識し、
日頃から、その脅威に対する心構えを持っておくことが重要です。
PR
パンデミックが日本で起こった場合 HOME 相互リンク集24
photo by 七ツ森  /  material by 素材のかけら
忍者ブログ [PR]
ブログ内検索